半城土の地名 3(西裏)

西裏
現在の半城土町の一部。本郷の西側にあるため、西に位置している平地の端(裏の意)であるためと思われる。旧地名に「地とう」「ほり」などの鎌倉・室町の地頭職にまつわる、言葉が残っている。資料にこの地に稲垣雅楽助という地頭がいたともいわれている。
この地を発掘した際、貝塚が発見され、半城土貝塚と言われている。この地にある「勝宝寺」は以前浄土真宗の説教場であったが後、寺として信徒に支えられている。またこの寺の近くに昔大きな松が植えられていて「地頭の松」と言われている(写真が寺に保管されている)が、台風で倒れ伐採された。この地にある墓地も問題を抱えています。