半城土の地名 4(森下・塩田・大下馬)

森下
森は神社の森を表し、天満神社を指している、この下あたりを森下という、今森下公園がある。

塩田
昔この地に塩田があったことからこの名がある。江戸時代の後期に塩の年貢を納めた記録がある。この時代猿渡川は塩の満ち引きで、ここまで海水が入り込んでいたあかしでもある。

大下馬
字の通り、馬から降りる所で、西裏に近く、地頭の衆が調教したり、馬の訓練をした場所かもと思われる。「馬すてば」などという名も昔あったという。今の半城土町で東海豪雨で水浸しになった低地である。