半城土地区地名  8  庚申塚(こうしんづか)・甚戸池

庚申塚(こうしんづか)
 庚申をまつる塚のあったところから生じる地名。庚申塚とは、道端などに青面金剛を祀った塚であります。現在はフローラルガーデンの南の交差点が庚申塚交差点となっています。

甚戸池
 大原地区の一角ですが、この大原地区は、昔はかなりたくさんの「ため池」があり、旧地名にも多くに池のついた地名がありました。「唐池」「新池」「芦池」など。中でも芦池は、この地区で一番大きな池であったため、江戸時代から騒動の種でした。芦池騒動として、野田、高須、半城土が農業用の水の確保でなんども騒動を起こし、庄屋の処分がなされた記録が残っています。